オトシドリのモチーフが気になったので調べてみました。
オトシドリめちゃくちゃ好きなんですよ。かわいくないですか
早速見ていきましょう。
【ポケモン考察】オトシドリのモチーフはコウノトリ?それとも…
オトシドリのモチーフはコウノトリかなと思っていましたが、どうやら違うようです。
オトシドリのモチーフはコウノトリではなくシュバシコウという鳥みたいです。
シュバシコウはコウノトリとよく似ている鳥で、くちばしが赤いのが特徴です。
☆コウノトリ↓
出典 絶滅から復活へ 日本中の空を舞いはじめたコウノトリ@兵庫県・豊岡盆地|夢の翼、羽ばたく。活動の現場から|サントリー世界愛鳥基金|サントリーの愛鳥活動
☆シュバシコウ↓
出典 シュバシコウ/札幌市円山動物園
☆オトシドリ↓
オトシドリとよく似ていることが分かりますね。
では生態の面ではどうなのでしょうか?深堀りしていきたいと思います。
生態
生息地
シュバシコウはヨーロッパ、北アフリカ、中近東に生息しています。
ポケモンSVの舞台であるパルデア地方はスペインがモデルとなっているので合ってますね。
ちなみに、ドイツとリトアニアでは国鳥(国を代表する鳥)となっているそうです。
渡り鳥
「コウノトリが赤ちゃんを連れてくる」
古くからこのような言い伝えがあります。
コウノトリとありますが、厳密にはシュバシコウのことらしいです。
理由は分かっていませんが、間違って伝わったようです。
中世のヨーロッパでは夏至の間に結婚し、夏に妊娠し、次の春に出産するというのが一般的でした。
そして渡り鳥であるシュバシコウは春に渡ってきます。
春に出産することと、春に渡ってくるシュバシコウを照らし合わせて「コウノトリが赤ちゃんを連れてくる」という言葉が生まれたそうです(厳密にはシュバシコウが赤ちゃんを連れてくる)。
オトシドリは胸元の袋にエサを入れて運んだり、大きなものを落として遊んだりします。
赤ちゃんを連れてくるという言い伝えをヒントに、これらの設定が作られたのかもしれません。
参考 「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」というイメージはどこから来たのか? – GIGAZINE
クラッタリング
シュバシコウは肺や声帯といった発声器官があまり発達していないため、声を出すことができません。
そのためくちばしで音を鳴らして、他のシュバシコウやメスのシュバシコウとコミュニケーションを取ります。
これをクラッタリングと言います。
オトシドリの鳴き声を聞いてみると、クラッタリングとよく似ています。
まとめ
オトシドリのモチーフについて解説しました。
今回紹介した内容は以下の通りです。
☆オトシドリのモチーフはシュバシコウである可能性が高い
☆生息地が同じ、渡り鳥であること、鳴き声がクラッタリングと似ているなど、似ている点が多い
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。