ちょうちょポケモンのバタフリーとどくがポケモンのモルフォン。
2匹とも赤・緑で初登場したポケモンです。 バタフリーは蝶、モルフォンは蛾がモデルになっています。
現実世界で蝶と蛾は鱗翅目(りんしもく)に分類されますが、バタフリーとモルフォンにもとある関係性が存在します。
今回は「バタフリーとモルフォンは進化先が逆だった」という都市伝説について詳しく解説します。
早速見ていきましょう。
バタフリーとは?
出典 バタフリー|ポケモンずかん
バタフリーは赤・緑で初登場したむし・ひこうタイプのポケモンです。
水をはじくりんぷんが羽に塗られているので、雨の日でも活動することができます。なおおいしい花のミツを探すのが得意なので、家から10km離れたところにあるミツを持ち帰ることもあります。
バタフリーはキャタピーの最終進化系です。キャタピーがレベル7になるとトランセルに、トランセルがレベル10になるとバタフリーに進化します。
バタフリーはソードシールドでキョダイマックスができるようになっており、ダメージを与えつつ相手を「どく・まひ・ねむり」のいずれかにする「キョダイコワク」という専用技を使うことができます。
ですがもしも相手がでんきタイプで、まひが選ばれるとダメージを与えるだけになります。なかなか難しいところですね。
モルフォンとは?
出典 モルフォン|ポケモンずかん
モルフォンは赤・緑で初登場したむし・どくタイプのポケモンです。
バタフリーと同じく羽にりんぷんがついており、羽ばたく度に猛毒の粉をばらまきます。なおこの粉は色が濃いと毒を与え、色が薄いと麻痺させるといったようにりんぷんの色の濃さによって効果が変わります。
モルフォンはコンパンの進化形で、コンパンのレベルが31になるとモルフォンに進化します。
モルフォンはソードシールドで登場しておらず、鎧の孤島や冠の雪原で追加されることもありませんでした。ですがダイパリメイクで久しぶりの登場となりました。
【ポケモン都市伝説】バタフリーとモルフォンは進化先が逆だった!?
バタフリーとモルフォンは進化先が逆だった、つまり「コンパンの進化がバタフリーで、トランセルの進化がモルフォン」ということですね。
ですがバタフリーは蝶でモルフォンは蛾です。しかもバタフリーの進化前のキャタピーは完全に蝶の幼虫です。どう考えてもおかしいですよね。
じゃあなぜそう言われているのか、理由をまとめました。↓
・コンパンとバタフリー、トランセルとモルフォンの特徴が似ている
・体重の変わり方が不自然
確認していきたいと思います。
コンパンとバタフリー、トランセルとモルフォンの特徴が似ている
コンパンとバタフリー、トランセルとモルフォンは特徴が似ています。
まずコンパンとバタフリーは目、口、手、触角と面白いくらい特徴が似ています。↑特に目と手と触角はそのまんまですよね。
コンパン→バタフリーじゃないのが不思議なくらいです。
続いてトランセルとモルフォンについてですが、目の形やお尻の模様などが同じです。トランセルの目が半開きであることや目が小さいことから完全に一致しているとは言い切れませんが、おそらく同じと思われます。
お尻の模様については3本線が一致しています(見にくいですが)。触角に関しては様々な意見がありますが、モルフォンに生えている3本の触角がトランセルの頭に収納されてると考えると合点がいきます。
…正直こっちは微妙ですね。w コンパン→バタフリーは似てますが….
体重の変わり方が不自然
トランセルの体重は9.9kgですが、バタフリーに進化するとなんと32.0kgになります。
約20.0kgも増えるのはちょっと不自然ですよね。さなぎが羽化しただけなので同じくらいの体重になると思いませんか?
一方コンパンの体重は30.0kg、モルフォンの体重は12.5kgとなっており、こちらに至ってはなぜか激やせしています。w
ではここで進化先を逆にしてみましょう。↓
トランセル9.9kg→モルフォン12.5kg
コンパン30.0kg→バタフリー32.0kg
逆にしたらめちゃくちゃ自然だと思いませんか?
おかしいところ
この都市伝説にはおかしいところがいくつかあります。
・蝶が蛾に進化している
・キャタピー→トランセル→バタフリーできれいにまとまっている
1つづつ確認します。
蝶が蛾に進化している
さっきも紹介しましたが、トランセルの進化がモルフォンなら蝶が蛾へと進化していることになります。シンプルにおかしいですよね。
念のためモルフォ蝶の幼虫とさなぎを調べてみましたが、どちらも茶色くキャタピーやトランセルとは全然違う姿でした。
キャタピー→トランセル→バタフリーできれいにまとまっている
またキャタピー→トランセル→バタフリーできれいにまとまっているのもおかしいポイントです。
キョダイマックスしたバタフリーには尾状突起(読み びじょうとっき 下の羽にあるでっぱり)というものが生えています。↑ 尾状突起はアゲハ蝶に生えているものです。
そしてキャタピーは明らかにアゲハ蝶の幼虫です。つまりこの2匹はアゲハ蝶であることが分かります。
トランセルはアゲハ蝶とモンシロチョウのどちらのさなぎにも似ています。ですが進化前と進化後がアゲハ蝶なのでトランセルもアゲハ蝶のさなぎと言えるでしょう。
つまりモルフォンの居場所がないということが分かります。
まとめ
「バタフリーとモルフォンは進化先が逆だった」という都市伝説について解説しました。
今回紹介した内容をまとめると次のようになります。
・「バタフリーとモルフォンは進化先が逆だった」という都市伝説がある
・その理由は以下2つ
コンパンとバタフリー、トランセルとモルフォンの特徴が似ている
体重の変わり方が不自然
・おかしなところが2つある
蝶が蛾に進化している
キャタピー→トランセル→バタフリーできれいにまとまっている
それでは今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント