皆さんはアクジキングというポケモンをご存知でしょうか?
アクジキングはサン・ムーンで登場したウルトラビーストの1体です。
ウルトラビーストは準伝説のポケモンと言われていますが、アクジキングは本当にそうなのかと疑うくらい強くありません。
今回はなぜアクジキングは弱いのか?3つの理由と一緒に解説したいと思います。
早速見ていきましょう。
アクジキングとは?
出典 アクジキング|ポケモンずかん
アクジキングはサン・ムーンで登場したあく・ドラゴンタイプのポケモンです。
アクジキングはウルトラビーストの1体で、UB05 GLUTTONY(グラトニー)という別名もあります。ウルトラビーストとはウルトラスペースと呼ばれる別世界に住んでいるポケモンのことです。
見た目の通り大食いで、山やビルなどを食べて生活しています。ウルトラサン・ウルトラムーンでのみ行けるウルトラビルディングでは建物を食べる様子を確認することができます。
アクジキングはHP種族値が223とめちゃくちゃ高く、ハピナス・ラッキーに次いで3番目に高い数字となっています。
ちなみにウルトラビーストの種族値は一部のポケモンを除くと全て素数で統一されています。
※素数…その数字でしか割り切れないこと。103、151、223など。
【ポケモン考察】なぜアクジキングは弱いのか?3つの理由と一緒に解説します
ウツロイドやカミツルギ、フェローチェなどは環境でトップクラスに強い存在です。ですがアクジキングはお世辞にも強いとは言えません…。
じゃあなぜアクジキングは弱いのか?理由は以下の3つです。
・フェアリー技4倍弱点が痛すぎる
・すばやさが低い
・耐久指数がそこまで高くない
1つづつ順番に解説します。
フェアリー技4倍弱点が痛すぎる
アクジキングはあく・ドラゴンタイプなので、フェアリー技が4倍弱点です。
アクジキングが登場したのはサン・ムーン。フェアリータイプが最もイキイキしていた時です。具体的にはミミッキュやカプ、メガクチートなどですね。
ようきAS252珠ミミッキュにじゃれつくを使われるとHB特化でも高乱数で倒れます(99.3~118.1%)。HP種族値223あるのに…。
続くソード・シールドではダイマックスで耐久を上げられるようになったので、少しはましになりました。A特化珠ミミッキュのダイフェアリーでも確定で耐えることができます(HB特化・78.7~93.0%)。
とはいえすばやさを上げる手段がないので、対面で勝つのはほぼ無理です。ですがもし事前に相手の皮をはいでれば、
ダイフェアリー→耐えてじゃくてんほけん発動→シャドークロー媒体のダイホロウで皮ダメ込みで倒すことができます(95.4~110.6%)。
すばやさが低い
アクジキングのすばやさ種族値は43とめちゃくちゃ低いです。
そのためほとんどのポケモンに上から動かれてしまい、何もできずに倒されることもあります。最速スカーフでも激戦区100族を抜けません。
なのできあいのタスキによる行動保障や、トリルアタッカーとしての運用など何かしらの作戦は必須となります。技範囲は意外と広いので、ワンチャン活躍するかもしれません。w
耐久指数がそこまで高くない
アクジキングのHP種族値は223。全ポケモン中3番目に高い数字となっています。これだけ高ければ耐久面では期待できそうですよね。
しかし実際のところはそうでもなく、耐久指数だけでみれば他のポケモンより低いです。耐久指数とはポケモンの硬さを表した数字で、HP×ぼうぎょもしくはHP×とくぼうで計算(実数値)されます。
数字が高いほどそのポケモンは固いということになります。
例えばみんな大好きHB特化カバルドンの防御の耐久指数は215×187=40205となります。これをHB特化アクジキングで計算すると330×115=37950となります。
つまりカバルドンの方が固いことが分かります。これやったらカバルドン使うかな…。w
まとめ
なぜアクジキングは弱いのか?解説しました。
今回紹介した内容をまとめると次のようになります。
・アクジキングはあまり強くない
・理由は
フェアリー技4倍弱点が痛すぎる
すばやさが低い
耐久指数がそこまで高くない の3つ
・トリルアタッカーとしてはワンチャンあるかも
それでは今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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