ねずみポケモンのラッタ。
ラッタじゃ進化前のコラッタが物語の序盤によく登場するため多くのトレーナーに愛用されています。なお第一世代ではライバルであるグリーンも所持しています。
さて皆さんはグリーンが持っているラッタにとある都市伝説が存在することをご存知でしょうか?
今回は「グリーンのラッタは亡くなっていた」という都市伝説について詳しく解説させていただきたいと思います。
早速見ていただきましょう。
※記事内に本編のネタバレあり
ラッタとは?
出典 ラッタ|ポケモンずかん
ラッタとは第一世代で登場したノーマル(アローラのすがたはあく・ノーマル)タイプのポケモンを指します。
ラッタの長く大きな前歯はしょっちゅう伸びるため、硬いものをかじって長さを調整することがあります。なお前歯の噛む力はすさまじく、コンクリートでできたビルをかじって倒すことができるほどの威力となっています。
サン・ムーンから登場したアローララッタは数匹のアローラコラッタを率いた群れで生活をしており、餌を巡って群れ同士で奪い合いになることもあります。
餌の味と鮮度にはうるさく、アローララッタが住み着いたレストランは当たりと言われているそうです(料理が美味しいから)。
またラッタはコラッタの進化形となっており、コラッタをレベル20にするとラッタへ進化します。なおアローラコラッタはレベル20以上且つ夜にレベルアップさせることで進化します。
ちなみに第八世代では剣盾ショックの影響を受けたため登場できず、「鎧の孤島」や「冠の雪原」で登場することもありませんでした。
グリーンとは?
グリーンとは第一世代で登場したライバルを指します。↑右がグリーン
この名前はライバルのデフォルトネーム(例 ダイヤモンド・パールのジュン ブラック2・ホワイト2のヒュウ)ですが、第二世代でこの名前で登場してから徐々に定着していきました。
グリーンはストーリーの途中に突然現れることが多く、「はい」「いいえ」の選択なしにバトルをさせられることもあります。
またグリーンはトキワジム(第二世代)やPWT(第五世代)、バトルツリー(第七世代)など、様々な場所・世代で活躍しています。
ちなみにグリーンには祖父と姉がいますが、祖父は「あの」オーキドはかせです。姉は「ナナミ」という名前で、ナナミに話しかけるとポケモンのなつき具合を上げてくれます。
※PWT=ポケモンワールドトーナメント
【ポケモン都市伝説】グリーンのラッタは亡くなっていた!?

グリーンのラッタは手持ちから突然いなくなっています。これが原因で亡くなったという都市伝説が広まりました。
ただの推測のように思えますが、ストーリーでラッタが亡くなっていたことを匂わせる描写が実は存在しています。
この都市伝説がささやかれている理由は2つあります。以下その理由となっています。
・ポケモンタワーにグリーンがいる
・公式サイトでグリーンがポケモンタワーにいる理由が解説されている
それでは上から順番に解説させていただきたいと思います。
ポケモンタワーにグリーンがいる

カントー地方のシオンタウンという町には「ポケモンタワー」という施設があり、そこには亡くなったポケモンのお墓がたくさん建てられています。
主人公は「フジ」という人物を助けるためにこの塔を上ることになるのですが、一階から二階へ上るとグリーンがいます。
グリーンは「おう ◯◯! こんな ところへ なにしに きたんだよ? おまえの ポケモン ◯んだのか? ……あほか! いきてる じゃん だったら せめて せんとう ふのうに してやるか! かかって こいよ!」と言い放ち、その後いつものようにバトルが始まります。
……なんですがこの時グリーンの手持ちにラッタの姿がありません。
グリーンはハナダシティの上にある24ばんどうろで戦う時からコラッタを連れており、サント・アンヌ号ではラッタに進化していました。
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フジを助けに来たわけでもないのにポケモンタワーにいる・「なにしに きたんだよ? おまえの ポケモン ◯んだのか?」というセリフ・手持ちにいないラッタ。何だか妙だとは思いませんか?
恐らくグリーンは亡くなったラッタのお参りに来ていたのでしょう。ちなみに手持ちはラッタが抜けた代わりにガーディ、タマタマ、ギャラドスの内2匹が追加されています。
またグリーンはバトルが終わった後「カラカラ みつけた もんね! おっきい ほうの ガラガラが みつからねえんだ! どこかなー?~」と話した後に去って行きます。
普通にポケモンを集めているように見えますが、ラッタが亡くなったことに耐えられず違う話題を出して強がっているようにも見えます。
公式サイトでグリーンがポケモンタワーにいる理由が解説されている

本当は怖い?ポケモンという公式サイトではオカルトマニアが歴代のポケモンシリーズで登場したホラースポットについて解説しています。
その中にあるポケモンタワーの項目を見てみると、グリーンがポケモンタワーにいる理由が書かれています。
ライバルは何をしていたのかという質問に対してオカルトマニアは「もしかすると、かれが大事にしていたポケモンに、タワーまで会いに来ていたのかもしれないわね……。」と答えています。
この「かれが大事にしていたポケモン」は間違いなくラッタのことを指していると思われます。その証拠にグリーンが今までに出してきたポケモンの中で手持ちから外れたのはラッタだけです。
公式サイトにこう書かれているくらいなのでグリーンのラッタが亡くなったのはほぼ確実と見て良いでしょう。
この都市伝説の矛盾点とは?

この考察にはいくつかの矛盾点が存在します。
まずラッタが亡くなったということについてですが、ボックスやそだてやに預けている可能性もありますよね。グリーンの手持ちはタイプのバランスが非常に良く、ラッタはピジョンとタイプが被っています。
なのでタイプのバランスを考慮したためラッタを外したという推測ができます。
またグリーンがカラカラを捕まえに来ていたことについてですが、第一世代でカラカラはポケモンタワーにしか出現しません。ピカチュウVerではサファリゾーンに出現しますがそれでもかなりレアなポケモンですよね。
そのためグリーンは図鑑を埋めに来ていただけと考えることもできます。
まとめ

「グリーンのラッタは亡くなっていた」という都市伝説について解説させていただきました。
今回紹介させていただいた内容をまとめると次のようになります。
・「グリーンのラッタは亡くなっていた」という都市伝説が存在する
・グリーンがポケモンタワーにいる
公式サイトでグリーンがポケモンタワーにいる理由が解説されている など様々な理由がある
・パソコンやそだてやに預けている
図鑑を埋めに来ていただけ など矛盾点も
はっきり分かっているわけではありませんが、個人的にグリーンのラッタは亡くなっていると思います。
ゲームで登場するだけならまだしも公式があのような言及をしているので。
身内が持っていたポケモンのお墓参りに来ていた可能性もあるのかな?
よかったら皆さんの推測もコメントで教えていただけると嬉しいです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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