ギンガ団のボスアカギとプラズマポケモンのロトム。
アカギはボスキャラの中でも屈指の人気を誇っており、ロトムも図鑑になったりスマホになったりと両者とも非常に人気があります。
そんなアカギとロトムについてですが、とある共通点が存在することを皆さんはご存知でしょうか?
今回はアカギとロトムの意外な関係について詳しく解説させていただきたいと思います。
早速見ていただきましょう。
※記事内に本編のネタバレあり
アカギとは?
アカギとは第四世代で登場したギンガ団のボスを指します。使用タイプは主にあく。
人間が持っている感情を心の底から嫌っており、感情という概念そのものを無くすためにディアルガとパルキア(もしくはどちらか一方)を復活させて新たな世界を創り出そうとしていました。
また228番道路に住んでいるNPCが「孫を引き取っていれば幸せになれたのかそうでなかったのか…」と悩んでいますが彼はおそらくアカギのおじいさんだと思われます。
おじいさんの部屋には時間や空間、宇宙の本などが置かれていることため相当信憑性が高いと言えるでしょう。
なおナギサシティにいるNPCの発言で幼少期のアカギに友達が全くいないことと、部屋で機械いじりに没頭していたことが判明します。加えて彼がナギサシティ出身であることも分かります。
ちなみにハンサムの発言でアカギの年齢が27歳であることが分かりました。若くして組織の代表になっているため相当なカリスマ性やリーダーシップがあると思われます。
ロトムとは?
出典 ロトム|ポケモンずかん
ロトムとは第四世代で登場したでんき・ゴーストタイプ(フォルムによって変わる)のポケモンを指します。
電化製品に潜り込んでいたずらすることが好きで、みんなのトラウマもりのようかんではテレビの中に潜んでいました(ロトムを倒してももりのようかんの怪現象は無くならない)。
またプラチナからは5種類ある電化製品の内1つに入ることでフォルムチェンジができるようになっています。フォルムチェンジするとタイプが変わり新たな技を覚えますが、それぞれの電化製品によって異なります。
なお第七世代までは特定の場所へ行く必要がありましたが、第八世代からは「ロトムのカタログ」という道具(たいせつなもの)で行えるようになったためめちゃくちゃ楽になりました。
ちなみに電化製品の種類やタイプ、覚える技は以下の通りとなっています。
タイプ | 覚える技 | |
電子レンジ | でんき・ほのお | オーバーヒート |
洗濯機 | でんき・みず | ハイドロポンプ |
冷蔵庫 | でんき・こおり | ふぶき |
扇風機 | でんき・ひこう | エアスラッシュ |
芝刈り機 | でんき・くさ | リーフストーム |
【ポケモン考察】アカギとロトムの意外な関係とは!?
アカギとロトム。一見すると何の関係もなさそうですが、実は多くの共通点が存在します。
通常プレイで気づいた方はほとんどいないのではないでしょうか。なぜなら配信アイテムを使って入る部屋で多くが語られており通常プレイではほとんど触れられていないからです。
アカギとロトムの関係については3つの考察があります。
以下その考察をまとめたものとなります。
・ギンガハクタイビルにアカギが書いたと思われる日記が残されている
・もりのようかんにある古い本にアカギが書きなぐったと思われる形跡がある
・エーテルパラダイスで登場するアカギがロトムに興味を示している
それでは上から順番に解説させていただきたいと思います。
ギンガハクタイビルにアカギが書いたと思われる日記が残されている
2008年9月28日~同年11月4日と2009年1月16日~同年3月2日に配信されたひみつのカギをギンガハクタイビルの特定の場所で使うと「ロトムのへや」へ行けるようになります。
ロトムのへやには男の子が書いた日記が置かれており(死ぬほど長いので割愛)、電化製品に入るポケモンとの出会いや別れ、再開までの経緯が書かれています。この日記に登場する男の子がアカギなのではないかと言われています。
「アカギの好きな機械いじり」が「ロトムの電化製品をいじること」と解釈できることや「友達がいない=この部屋でロトムと遊んでいたから」と解釈できること、アカギが今でもポケモンを大切にしていることなど色んなことに辻褄が合います。
また日記を読むとこの男の子がロトムの名付け親だったことが分かります。
「モーター」からその姿を現したから「ロトム」、「MOTOR」だから「ROTOM」、つまりモーターの英語表記を逆から読んでいるということになります。
日記には「モーターと ロトム なんだか わかるでしょ」と書かれていますが、これはそういうことですね。
※ロトムのへや=ロトムの電化製品が置かれている部屋のこと。
もりのようかんにある古い本にアカギが書きなぐったと思われる形跡がある
もりのようかんの二階にある部屋(手前右)には古い本が置かれており、本には次のように書かれています。
「あんな えたいのしれ…… ……に モ……を もっていかれる とは……」
ところどころかすれて読めなくなっていますが、恐らく
「あんな えたいのしれないやつに モーターを もっていかれる とは くつじょくだ」
と書かれています。
ロトムの部屋には男の子の日記の他にプルートが書いたと思われる日記もあります。先ほどの推測とは異なりますが「ロトムのへやにアカギの日記・モーターがある=ギンガ団がそれらを盗んで研究材料にしていた」と考えることができます。
つまりもりのようかんにある書きなぐりはアカギがロトムを盗まれた怒りで書いたものだと推測できます。
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エーテルパラダイスで登場するアカギがロトムに興味を示している
ウルトラサン・ウルトラムーンでは歴代のボスで結成されたレインボーロケット団と戦うことになりますが、アカギも勿論その場にいます。
レインボーロケット団はサカキを中心に構成されていますが、彼がウルトラホールでそれぞれのボスを無理やり呼び寄せています。
なおここに集まったボスはそれぞれの計画が成功した世界線(例 アカギが人々から心を奪った世界 ゲーチスが全てのトレーナーからポケモンを開放させた世界)から来ています。
ロトム図鑑を見たアカギは
「なんだ その ずかんは……?」
「なるほど こちらでは ずかんにも…… きょうみぶかい」
とロトムに興味を示している描写があります。
またアカギは戦いの後に
「……あんしんしろ ロトムの せかいには なにもしない」
と話しています。
やたらとロトムに話しかけており、最早主人公が置いてけぼりになっています。自分が知らないロトムを見て興奮したのでしょう。
この考察の矛盾点とは!?
この考察には1つだけ矛盾点が存在します。
それはアカギの「友達がいない=この部屋でロトムと遊んでいたから」ということです。
ロトムのへやにはプルートが書いたと見られる日記が置いてあり、もりのようかんにはロトムが盗まれた旨が書かれた書きなぐりがありましたよね。
この2点を踏まえると「アカギからロトムと電化製品、日記を盗みロトムのへやで研究をしていた」と考える方が自然ではないでしょうか?
アカギがロトムといたのは出身地であるナギサシティか日記が見つかったもりのようかんのどちらかではないでしょうか。
まとめ
アカギとロトムの意外な関係について解説させていただきました。
今回紹介させていただいた内容をまとめると次のようになります。
・アカギとロトムは意外にも関係がある
・ギンガハクタイビルにアカギが書いたと思われる日記が残されている
もりのようかんにある古い本にアカギが書きなぐったと思われる形跡がある
エーテルパラダイスで登場するアカギがロトムに興味を示している など様々な考察が存在する
ロトムのへやにある日記や書きなぐり、アカギがロトム図鑑に興味を示していることなどから日記に登場する男の子はアカギである可能性が高いです。
特にエーテルパラダイスでの描写は非常に露骨でした。関係があると言わんばかりの。
ダイパリメイクで新たな情報が解禁されるかもしれませんね。
よかったら皆さんの推測もコメントで教えていただけると嬉しいです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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