はんこつポケモンのギラティナと初代ポケモンの主人公レッド。
ギラティナは「ポケットモンスター プラチナ」の表紙を飾っており、レッドも最強のポケモントレーナーとして今まで数多くの世代に登場するなどそれぞれかなり優遇されていることが分かります。
さて、一見すると何の関係性もなさそうなギラティナとレッドですが、とある都市伝説が存在することをご存知でしょうか?
今回は「ギラティナの正体はレッド」という都市伝説について詳しく解説させていただきたいと思います。
早速見ていただきましょう。
※記事内に本編のネタバレあり
ギラティナとは?
ギラティナとは第四世代で登場したゴースト・ドラゴンタイプのポケモンを指します。
暴れまわったことが原因で現実世界から追放されました。そのためこの世の裏側にある「やぶれたせかい」という所に生息しています。
またギラティナはダイヤモンド・パールまでは「アナザーフォルム」しか存在しませんでしたが、プラチナからは新たに「オリジンフォルム」が追加されました。
アナザーフォルムのギラティナをやぶれたせかいへ連れて行くことで自動的にフォルムチェンジしますが、「はっきんだま」という道具を持たせてフォルムを変えることもできます。
ちなみにギラティナははんこつポケモンですが、この「はんこつ」は権力や不正、時代の風潮などに立ち向かう「反骨」を指しています。反骨精神と言ったりもしますね。
レッドとは?
レッドとは第一世代で登場したポケモントレーナーを指します。↑画像の左がレッドです 右はグリーン
レッドという名前は主人公のデフォルトネーム(例 ルビー・サファイアのユウキ ブラック2・ホワイト2のキョウヘイ)です。
世代を超えて活躍している主人公はレッドくらいしかおらず、シロガネやま(第二世代)やPWT(第五世代)、バトルツリー(第七世代)など様々な場所で登場します。
特にシロガネやまで登場するレッドの手持ちポケモンはレベルが全て70以上となっており、初見で全滅させられたプレイヤーも少なくありません。
ちなみにレッドのセリフがいつも「…」となっているのは普段全く言葉を話さない主人公に余計な印象がついてしまうことを防いでいるためだと見られます。シンプルに無口だという説もありますがどちらも諸説あります。
※PWT=ポケモンワールドトーナメント
【ポケモン都市伝説】ギラティナの正体はレッド!?
レッドが登場した第一・第二世代の段階でギラティナは登場していないため何の関係もなさそうですよね。
ですがギラティナとレッドには様々な共通点があります。
この都市伝説がささやかれている理由は4つあります。以下その理由となっています。
・はっきんだまの「はっきん」を訓読みすると「しろがね」になる
・戦闘後に消える
・レッドの手持ちポケモンが「フラッシュ」を覚えていない
・シロガネやまにトレーナーがいない
それでは上から順番に解説させていただきたいと思います。
はっきんだまの「はっきん」を漢字にして訓読みすると「しろがね」になる
はっきんだまのはっきんを漢字で書くと「白金」となり、更にこれを訓読みすると「しろがね」となります。
しろがねという言葉、どこかで聞いたことがありませんか。そう、第二世代でレッドが登場した「シロガネやま」と同じ名前になっています。
なおシロガネやまのモデルとなった富士山がある山梨県は、プラチナなどを使って作られるジュエリーの国内シェアが全体の2割を占めています。
訓読みがしろがね・シロガネやまと名前が一致・モデルとなった土地のジュエリーの国内シェアが2割。レッドとギラティナに何かしらの関係があることは間違いなさそうです。
戦闘後に消える
シロガネやまでレッドに勝利すると消えてしまいます。
手持ちに「あなをほる」や「テレポート」を覚えているポケモンがいないのに突然消えるのはおかしいですよね。あなぬけのヒモを使ったのであればくるくる回るはず。
ギラティナは「シャドーダイブ」という1ターン目に姿を消して2ターン目に攻撃するそらをとぶのような技を覚えることができます(専用技)。
ギラティナはゴースト・ドラゴンタイプなので、ギラティナ=レッドなのであれば彼は霊体ということになります。シロガネやまにいたレッドは既に亡くなっていたということですね。
つまりレッドが消えたのはシャドーダイブを使ったためだと考えられます。人間のような見た目は現実世界での仮の姿だと思われます。
レッドの手持ちポケモンが「フラッシュ」を覚えていない
レッドが登場するシロガネやまはめちゃくちゃ暗いので辺りを明るくするフラッシュを使わないと進むのが困難ですが、レッドの手持ちポケモンはそれを覚えていません。
シロガネやまの構造はそこまで複雑ではないため、フラッシュを使わなくても進むことは可能です。ですがレッドほどのトレーナーならちゃんとフラッシュ用のポケモンを連れてくると思いませんか?
ではなぜレッドの手持ちポケモンはフラッシュを覚えていないのか?それはレッドがギラティナであるためです。つまりやぶれたせかいから直接シロガネやまの奥地へ行ったということですね。
またレッドがいるシロガネやまの最奥部へ行くと分かるのですが、なぜかその部屋だけが異常に明るくなっています。
これは霊体のレッドが辺りを照らしているためだと考えられます。
シロガネやまにトレーナーがいない
シロガネやまは博士に認められるほどの偉業を成し遂げたトレーナー(主人公はバッジを16個集めて認められた)でないと入ることができませんが、あまりにもそれが厳しいのかシロガネやまにはトレーナーが1人もいません。
ギラティナの図鑑説明文(プラチナ)を見てみると「あばれもの ゆえ おいだされたが やぶれたせかいと いわれる ばしょで しずかに もとのせかいを みていた。」と書かれています。
「しずかにもとのせかいをみていた。」という記述から現実世界へ対する未練や憧れのようなものがあったと推測できます。
ギラティナ(レッド)は安心して姿を表せるシロガネやまで現実世界にいる時間をかみしめていた、あるいはシロガネやまに生息しているポケモンとコミュニケーションを取っていたのかもしれません。
この都市伝説の矛盾点とは?
この都市伝説にはいくつかの矛盾点が存在します。
まず最奥部をレッドが照らしているという推測についてですが、リメイク版のハートゴールド・ソウルシルバーでは洞窟の中がめちゃくちゃ明るくなっており、洞窟の中だった最奥部も山頂に変更されています。
なおマップも全くの別物となっています。
変更された目的は不明ですが、霊体が辺りを照らしているという推測を公式が否定しに来たのかもしれません。
またパラレルワールド説がある第七世代はともかく、PWTではレッドが普通に登場しています。
ポケモンは人間の姿をした霊(第八世代で手紙を届けてほしいと頼んできた女の子)が登場するくらいなのでありえなくはないですが、霊が大会に参加するって不自然すぎますよね(偽物の可能性も?)。
まとめ
「ギラティナの正体はレッド」という都市伝説について解説させていただきました。
今回紹介させていただいた内容をまとめると次のようになります。
・ギラティナの正体はレッドという都市伝説が存在する
・はっきんだまの「はっきん」を漢字にして訓読みすると「しろがね」になる
戦闘後に消える
レッドの手持ちポケモンが「フラッシュ」を覚えていない
シロガネやまにトレーナーがいない など様々な理由がある
・リメイク版で洞窟が明るくなった
PWTで普通に登場 など矛盾点も
レッドが霊だなんて信じたくありませんが、ポケモンにホラー要素が存在するのは事実。
レッド(ギラティナ)がシロガネやまへ行く過程を推測するならこんな感じでしょうか。↓
「レッド亡くなる→ギラティナに転生→現実世界で暴れまわる→現実世界から追い出されやぶれたせかいへ→現実世界をうらやんでシロガネやまへ」
よかったら皆さんの推測もコメントで教えていただけると嬉しいです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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