ドラゴンつかいのワタル。
同じドラゴンつかいだけではなく、多くのトレーナーに尊敬されている人物です。ハートゴールド・ソウルシルバーではロケット団のアジトで主人公と一緒に戦うシーンがあり、兄貴のように引っ張ってくれます。
色々なトレーナーに尊敬されているワタルですが、実はチートの疑いをかけられています。なぜそのようなことをしてしまったのでしょうか。
今回はなぜワタルはチート使いと言われているのか?詳しく解説したいと思います。
早速見ていきましょう。
ワタルとは?
ワタルとは第一世代で登場した四天王(ジョウト地方ではチャンピオン)を指します。
手持ちのポケモンはドラゴンタイプとたまごグループドラゴンで統一されており、ファイアレッド・リーフグリーンまでは手持ちのポケモン全員がはかいこうせんを覚えていました。
なおワタルの切り札はカイリューとなっており、チャンピオンとなったジョウト地方では手持ちのうち何と3体がカイリューという鬼畜っぷりです。ですがハートゴールド・ソウルシルバーの2周目からはボーマンダやガブリアスなどのリメイク前にいなかったポケモンへ変更されています。
ワタルの出身地は多くのドラゴンつかいを輩出しているフスベシティで、この町のジムリーダーイブキとはいとこの関係になっています。同じくフスベシティのりゅうのあなにいる長老はワタルとイブキの祖父に当たります。
ちなみにワタルはチョウジタウンのロケットだんアジトで、人に向かってカイリューのはかいこうせんを打ったというえげつない経歴があります。w
【ポケモントリビア】なぜワタルはチート使いと言われているのか?
ワタルはドラゴンつかいからは勿論、多くのトレーナーに尊敬されています。実力も確かなもので、四天王とチャンピオンの両方を経験しているのは彼だけです。
もしワタルがチート使いならそれのおかげで四天王やチャンピオンになっているということですよね。もしそんなことがばれたら…称号をはく奪されてもおかしくありません。
ワタルがチート使いと言われている理由は以下4つです。
・カイリューがバリアーを覚えている(初代)
・プテラがいわなだれを覚えている(第二世代)
・手持ちポケモンの持ち物がかぶっている(ポケモンスタジアム金・銀)
・カイリューのレベルがおかしい(初代)
それでは1つづつ順番に解説していきたいと思います。
カイリューがバリアーを覚えている(初代)
バリアーは自身のぼうぎょを2段階上げられる技ですが、カイリューも進化前のミニリュウとハクリューもレベルアップでこの技を覚えることができません。
しかもバリアーは今も昔もわざマシンがなく、当時はたまごのシステムが無かったのでたまご技でもありません。勿論バリアーを覚えたカイリューが配布されたわけでもありません。
つまりワタルがチートを使ってカイリューにバリアーを覚えさせたということになります。カイリューのぼうぎょ種族値は95とそこそこ高く、1回使うだけでもそこそこの硬さになります。
ちなみに2016年3月4日~7日に開催された「カントークラシック」では参加賞としてバリアーを覚えたカイリューが配布されました。なおその他の技構成も初代と全く同じになっています(はかいこうせん、たたきつける、バリアー、こうそくいどう)。
公式がネタに走ったかどうかはさておき、ついにカイリューが合法でバリアーを使えるようになりました。ですが残念ながらソードシールドでは使えなくなっています。
関連記事 【ポケモントリビア】なぜワタルのカイリュー(初代)はバリアーを覚えているのか!?詳しく解説します
プテラがいわなだれを覚えている(第二世代)
プテラがいわなだれを覚えるのは今となっては当たり前のことですが、覚えるようになったのは第三世代からです。それまでプテラの岩技はげんしのちからとすなあらししかありませんでした(初代では一切覚えない)。
いわなだれのわざマシンは初代からありますが、なぜか第二世代と第三世代ではなくなっています。そのため当時のプテラにいわなだれを覚えさせる手段はありません。
手段はない…はずなんですが…。第二世代で登場するワタルのプテラはいわなだれを覚えています。w タイプ一致で実質の威力112、高いこうげきとすばやさ、3割ひるみ。弱いはずがありません。
げんしのちからは威力低いから無理やりいわなだれ覚えさせたろみたいな感じでしょうか。なおげんしのちからの威力は60、いわなだれの威力は75なのでメインウェポンとするなら確かに火力が足りない気がします。
一応エメラルドのバトルフロンティアでBPをためて覚えさせたということも考えられなくはないですが、もしそうならあまりにも不公平すぎますよね。第一この頃にバトルフロンティアがあったかどうかも怪しいです。
手持ちポケモンの持ち物がかぶっている(ポケモンスタジアム金・銀)
ポケモンのシングルバトルはお互いにポケモンを6体づつ見せあいそのうち3体を選出して戦うのが基本ですが、その際手持ちポケモンの持ち物をかぶらないようにする必要があります。
「ポケモンスタジアム金・銀」のジムリーダーのしろというモードでは、各地方のジムリーダーと戦うことができます。そしてジョウト地方のジムリーダー8人に勝利すると四天王とチャンピオンに挑戦する権利を獲得することができます。
先ほど手持ちポケモンの持ち物がかぶることは禁止されていると紹介しましたが、ワタルの手持ちにいるオーダイルとバンギラスが2匹ともせんせいのツメを持っています。
まあこれはチートというよりシンプルにルール違反なので入れるかどうか迷いましたが、ワタルのえげつなさを語る上では外せないと思ったので入れておきました。「ルール」とは
カイリューのレベルがおかしい(第二世代)
ハクリューがカイリューに進化するにはレベルを55まで上げる必要があります。当時は効率的なレベル上げがあまりなかったので苦労して進化させたという方もいるのではないでしょうか。
なんですが、第二世代で登場するカイリューのレベルはレベル47とレベル50です。どっちも進化するレベルになっていません。つまりワタルがチートを使ってこれらのレベルのカイリューを産み出したということになります。
ですがこのようなことは別に珍しくありません。例えばブラック・ホワイトで登場したゲーチスのサザンドラはレベル54となっており、ジヘッドがサザンドラに進化するにはレベルを64まで上げる必要があります。
しかも同じくブラック・ホワイトのダンジョン、リュウラセンのとうではレベル35~70のカイリューが釣りで出現します。つまりワタルはリュウラセンのとうで釣り上げたカイリューをそのまま使っていたということになります。
なので他のものと比べるとまだましなほうなのかなと思います。プテラのいわなだれは犯罪ですが…。w
まとめ
なぜワタルはチート使いと言われているのか?解説しました。
今回紹介した内容は以下の通りです。
・ワタルはチート使いと言われている
・理由は
カイリューがバリアーを覚えている(初代)
プテラがいわなだれを覚えている(第二世代)
手持ちポケモンの持ち物がかぶっている(ポケモンスタジアム金・銀)
カイリューのレベルがおかしい(第二世代) の4つ
それでは今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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