皆さんは6n-1という言葉をご存知でしょうか?
6n-1とはHPの実数値を6n(6の倍数)から1引いた数に調整することを言います。
6n-1にHPを調整するとどんなことが起こるのでしょうか?
今回はHP実数値を6n-1にすることで得られるメリットについて詳しく解説していきたいと思います。
早速見ていきましょう。
【対戦用語】HP実数値を6n-1にすることで得られるメリット4選

6n-1調整を行うことによって得られるメリットは以下の通りです。
・ゴツゴツメットのダメージを最小にできる
・16n-1調整の恩恵を受けられる(条件あり)
・8n-1調整の恩恵を受けられる(条件あり)
・いのちのたまの反動ダメージを最小にできる(条件あり)
順番に解説します。
ゴツゴツメットのダメージを最小にできる
出典 ゴツゴツメット | ポケモンカードゲーム公式ホームページ
ゴツゴツメットを持たせたポケモンが接触技を受けると、相手の最大HPの6分の1のダメージを与えることができます。
6n-1にHPを調整しておくと、このダメージを最小にすることができます。エースバーンを例に考えてみましょう。
エースバーンのHPに努力値を4振ると実数値は156となり、この数字はちょうど6nとなっています。つまり、ゴツゴツメット持ちのポケモンに6回触れてしまうと倒れてしまいます。
ですが無振りだと実数値は155となり、6n-1のHPになります。こうすることによって4振りよりも1ターン長く耐えられるようになります。
エースバーンはふいうちやとびひざげりなど接触技が多いので、特別な理由がない限りはHP無振りをおすすめします。ステルスロック4回で倒れなくなる(4n-1調整)のも嬉しいですね。
ターン数 | HP156のエースバーン | HP155のエースバーン |
1 | 130 | 130 |
2 | 104 | 105 |
3 | 78 | 80 |
4 | 52 | 55 |
5 | 26 | 30 |
6 | きぜつ | 5 |
16n-1調整の恩恵を受けられる(条件あり)

16n-1調整とはポケモンのHP実数値を16n(16の倍数)から1引いた数字にすることで、これを行うとあられやどくを始めとした様々なダメージを最小にすることができます。
ですがこうするためには当然ポケモンのHPを16n-1にしなければなりません。つまりHPの実数値を6n-1且つ16n-1にする必要があるということですね。
よくいるH244振りポリゴン2はHPの実数値が191になるので、2つとも満たしています。
16n-1調整については↓の記事で詳しく解説しているので、よろしければご覧ください。
関連記事 【対戦用語】HP実数値を16n-1調整にするのはなぜ?
8n-1調整の恩恵を受けられる(条件あり)

8n-1調整とはHPを8n(8の倍数)から1引いた数字にすることで、やどりぎのタネやとくせいさめはだのダメージを最小にすることができます。
こちらも16n-1調整同様、ポケモンのHPを6n-1且つ8n-1にする必要があります。
8n-1調整も記事に詳しくまとめてあるので、是非ご覧ください。
関連記事 【対戦用語】HP実数値を8n-1に調整するとどんなメリットがあるのか?
いのちのたまの反動ダメージを最小にできる(条件あり)

いのちのたまを持たせると技の威力が1.3倍になりますが、攻撃する度に最大HPの10分の1のダメージを受けます。
ポケモンのHPを6n-1且つ10n-1にしておくとこのダメージを最小にすることができます。
6n-1調整は強いのか?
正直弱いと思います。w
接触技をメインに使うポケモンにこの調整をしたとしても、相手がゴツゴツメットを持っていなければ何の意味もないですよね。
また、16n-1や8n-1、いのちのたまの反動ダメージなどの恩恵を受けられることについてですが、わざわざ6n-1にするくらいなら始めからそれらの調整にした方が良いです。
個人的には◯n-1調整の中で一番弱いと思います。
まとめ

HP実数値を6n-1にすることで得られるメリットについて解説しました。
今回紹介した内容をまとめると次のようになります。
・6n-1調整とは6n(6の倍数)から1引いた数にすること
・6n-1調整にすると
ゴツゴツメットのダメージを最小にできる
16n-1調整の恩恵を受けられる(条件あり)
8n-1調整の恩恵を受けられる(条件あり)
いのちのたまの反動ダメージを最小にできる(条件あり) など様々なメリットがある
・でも弱い
それでは今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント