今回はなぜ初代のケンタロスは強かったのか?詳しく解説したいと思います。
早速見ていきましょう。
【ポケモントリビア】なぜ初代のケンタロスは強かったのか?3つの理由と一緒に解説します
1997年に開催された全国大会では決勝に進出した15人のうち13人、翌1998年に開催された時はなんと決勝進出者全員がケンタロスを使っていました。
決勝に進出するくらいの実力を持っている方が使っているのなら納得できますね。
ですが当時ケンタロスはサファリゾーンにしか出現しませんでした。18ばんどうろのゲートにいるNPCがペルシアンと交換してくれる(青のみ)ためそれを活用した人も多いです。
厳選とか死ぬほどだるそうですね。
ではなぜ初代のケンタロスは強かったのか?理由をまとめました。
・タイプ一致はかいこうせん
・サブウェポンがめちゃくちゃ優秀だった
・こうげきとすばやさが高く、弱点も1つしかない
それでは1つづつ順番に解説していきたいと思います。
タイプ一致はかいこうせん
ケンタロスといえばなんといってもタイプ一致はかいこうせんです。
第三世代までポケモンの技はタイプごとにぶつりととくしゅが分けられており、ノーマルタイプの技はぶつりに分類されていました。
ケンタロスは威力150のノーマル技はかいこうせんを覚えることができますが、自身もノーマルタイプなので実質の威力は225となります(タイプ一致だから)。
はかいこうせんを使った次のターンは反動で動けなくなるため、今の環境だと倒されたり起点にされたりします。
ですが初代はある条件を満たすことでこのデメリットを回避することができます。
はかいこうせんを使った次のターンに動けなくなるのは前世代共通です。
ですが、初代だけはかいこうせんを使って相手を倒すと反動を無視することができます。仕様なのかバグなのか分かっていませんが、恐らくバグだと思われます。
つまり一撃で相手を倒し続けることができれば威力225の技を連続で打てるということになります。当時はこれで3タテすることも少なくなかったそうです。
クソゲーぢゃん
サブウェポンが優秀だった
ケンタロスは技範囲が広く、じしん、ふぶき、かみなり、だいもんじなどいろいろな技を覚えます。その上素早さ種族値も110とかなり高いので多くのポケモンへ上から弱点を突くことができます。
中でもじしんは主にゲンガーへの打点として強力でした。ゲンガーは第六世代までとくせいがふゆうでしたが、とくせいが実装されたのは第三世代からです。そのため高いこうげきから弱点を突くことができます。
なおノーマルタイプのはかいこうせんとじめんタイプのじしんがあればプテラを除く全てのポケモンに等倍以上でダメージを与えることができます。技の範囲の補完がめちゃくちゃ優秀ということですね。
他にもふぶきはサンダーなど、かみなりはギャラドスなど、だいもんじはルージュラなどの打点としてそれぞれ活躍しました。中でもふぶきは威力120で命中90、凍る確率は30%と高く、当時の仕様上一度凍ると二度と溶けません。※
ちなみに全国大会で使われていたケンタロスははかいこうせん、じしん、ふぶきがほぼ確定だったそうです。
※一応ほのおタイプのわざかくろいきりを受けると溶けますが、わざわざそんなことをする人はいないでしょう…。
こうげきとすばやさが高く、弱点も1つしかない
ケンタロスはこうげき種族値が100、すばやさ種族値が110とめちゃくちゃ高く、ほとんどのポケモンを上から攻撃することができます。先ほど紹介した通り技範囲も広いのでふぶきやかみなりなどを覚えさせれば全てのポケモンへ等倍以上のダメージを与えることができます。
すばやさ種族値110は禁止伝説のミュウツーを除く全ポケモンの中で8番目に速く、環境に多いナッシーやラプラス、ルージュラなどを上から攻撃することができます。
その一方でとくしゅ種族値は70と少し低いため、広い技範囲を生かしきることができてません。ですがほぼほぼふぶきの追加効果狙いなのであまり関係ありません。
またケンタロスはノーマルタイプなので弱点もかくとうタイプのみと少なく、しかも環境にエスパータイプのポケモンが多いためタイプ一致で弱点を突かれることはほとんどありません。
ただとくしゅは低いのでフーディンなどを相手するのは少し難しいでしょう。
まとめ
なぜ初代のケンタロスは強かったのか?解説しました。
今回紹介した内容は以下の通りです。
・初代のケンタロスは強い
・理由は「タイプ一致はかいこうせんが強力だった」
「サブウェポンが優秀だった」
「こうげきとすばやさが高く、弱点も1つしかない」の3つ
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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