きのこポケモンのパラセクト。
パラセクトは初代ポケモン赤・緑から登場しています。当時はきのこのほうし(相手を100%眠らせる技)を覚える数少ないポケモンだったので捕獲要員として使われていました。
虫がキノコを背負ってパラセクトになっていますが、虫の部分は実は本体ではありません。
今回はパラセクトの本体は背中のキノコであることについて詳しく解説します。
早速見ていきましょう。
パラセクトとは?
出典 パラセクト|ポケモンずかん
パラセクトは赤・緑で初登場したむし・くさタイプのポケモンです。
背中のキノコからは毒の胞子がばらまかれており、キノコが大きいほど効果は強くなります。なお中国ではこの胞子を煎じた漢方薬が作られているそうです。
パラセクトは暗くて湿った場所を好みますが、これは下の虫ではなくキノコの意思です。そこに生えている木から栄養を吸い取り、それがなくなったら次の木へ移動します。
パラセクトはパラスの進化形です。パラスのレベルが24になるとパラセクトへ進化します。
【ポケモントリビア】パラセクトの本体は背中のキノコ
パラセクトの図鑑説明文には「おおきな キノコが パラセクトを あやつっている。」や「ムシの ほうは ほぼ しんでいて ほんたいは せなかの キノコだ。」など、キノコが本体であることがはっきり書かれています。
つまりパラセクトの虫の部分はキノコの指示によって動いていることが分かります。現実世界でも蛾やトンボの幼虫に寄生する冬虫夏草(とうちゅうかそう)という植物がいるので、恐らくモデルはこれですね。
冬虫夏草は昆虫に寄生して栄養を吸い取る植物です。パラセクトのキノコも虫の部分から栄養を吸い取っており、虫の栄養がなくなると他の虫の卵を見つけてそこへ胞子を植え付けます。
進化前のパラスもパラセクトと同じく冬虫夏草をモデルに作られています。
参考 冬虫夏草(とうちゅうかそう) | 成分情報 | わかさの秘密
またパラセクトは白目を剥いています。 ウルトラサンの図鑑説明文には「ムシの ほうは ほぼ しんでいて ほんたいは せなかの キノコだ。 もげると もう うごかなくなる。」と書かれています。
進化前のパラスはまだ普通の目をしています。
つまり「白目を剥いている」=「虫の部分が死にかけている」ということが分かります。
もう1つ。銀、ソウルシルバー、Yの図鑑説明文には「せなかの キノコが そだつほど ばらまかれる キノコのほうしの こうかは きょうりょくになる。」と書かれています。
「キノコが育つ=胞子の効果が強力になる」ことが分かりますが、パラセクトの虫の部分が死にかけていることを考えると「背中のキノコが育つ」=「キノコの支配力が上がる」と推測することもできます。
進化前のパラスのキノコは小さく、目も正常なので、良い比較対象ですね。
まとめ
パラセクトの本体は背中のキノコであることについて解説しました。
今回紹介した内容をまとめると次のようになります。
・パラセクトの本体は背中のキノコ
・図鑑説明文にはっきり書かれている
・モデルは冬虫夏草という植物
・パラセクトは死にかけている
それでは今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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