「あいての◯◯のふぶき!」「◯◯はこおってしまった!」
このような場面に遭遇した人は多いのではないでしょうか。ふぶきの命中率は低いのにこおりまで引き当てるなんてもはや犯罪です。
ふぶきの威力はめちゃくちゃ高いですが、命中率の低さかられいとうビームを採用する人の方が多いです(例外あり)。ですが初代のみふぶきを採用する人の方が多くなっています。
今回はなぜ初代のふぶきは強かったのか?詳しく解説したいと思います。
早速見ていきましょう。
ふぶきとは?
ふぶきとは第一世代で登場したこおりタイプの技を指します。威力110(第五世代まで120)命中率70(第一世代のみ90)、PPは全世代共通で5。
威力は高いですが、命中率は低く設定されています。第一世代のみ命中率が高くなっているので、逆にれいとうビームを採用する人はほとんどいませんでした。
なおさすがに命中率が低すぎたのか、第四世代以降は天候があられだと必ず当たるようになっています。これにより天候をあられにして戦う、通称あられパの需要が高まりました。
ふぶきはこおりタイプのポケモンが覚えることが多いですが、バンギラスやドサイドン、タチフサグマなどの一見すると無縁そうなポケモンも一応覚えます(強いとは言ってない)。
ちなみにホワイトキュレムの専用技であるコールドフレア(威力140)が出るまでは、ふぶきがこおり技の中で最も威力が高い技でした。
【ポケモントリビア】なぜ初代のふぶきは強かったのか?
Zワザやダイマックスわざの元にすれば威力が高くなる上に必中なので強いですが、初代にそんなシステムは勿論ありません。
その上当時はあられ時でも必中ではありませんでした。
ではなぜ初代のふぶきは強かったのか?理由は以下3つです。
・こおりの仕様が強かった
・ふぶきの命中率が高かった
・使えるポケモンが強かった
それでは1つづつ順番に解説していきたいと思います。
こおりの仕様が強かった
今は凍っても約20%の確率で溶ける上に、特定の技を使ったり受けたりしても治ります。ですが当時は一度凍ってしまうと二度と溶けることはありません。
一応「相手からほのおタイプの技を受ける」、「相手がくろいきりを使う」のどちらかを満たせば治りますが、仕様を知っている人であればわざわざそんなことしませんよね。
しかも当時はふぶきで凍る確率が今とは違って30%でした。威力120命中率90、凍る確率30%。もうめちゃくちゃです。
つまり「凍る=実質ひんし」ということが分かります。イメージとしてはふぶきとぜったいれいどを同時に使っている感じです。
この仕様があまりにも強すぎたためか、第二世代以降は凍っても自然に治るようになりました。そりゃそうじゃ
ふぶきの命中率が高かった
先ほども紹介しましたが、当時のふぶきは命中率が高くなっています。
今の環境では命中不安かられいとうビームを採用する人の方が多くなっていますが、当時のふぶきは威力120命中率90、凍る確率30%です。10%で当たらないことを踏まえてもふぶきを採用する方が強いです。
しかも第一世代は命中率100%の技を使ってもバグのせいで外れることがあります。つまり命中率100%の技を使ったからといって安心できるわけではないということですね。
これも強すぎたためか、次の世代からは命中率が70に変更されています。そのためあられ時に必中になるまではあまり使われなくなりました。
ルージュラが強かった
初代は伝説のポケモンを除けばケンタロスやルージュラ、フーディンなどが強力でした。
中でもルージュラは当時通りが良かったエスパー技をタイプ一致で打てる上に、紹介してきたふぶきもタイプ一致で使えます。しかもとくしゅとすばやさの種族値がめちゃくちゃ高く、あくまのキッスなどの強力な補助技まで覚えます。
高いとくしゅとすばやさから放たれるふぶきはめちゃくちゃ強く、凍ったら実質ひんし、凍らなくても大ダメージというようにどちらにせよ大きなアドバンテージを取ることができます。
なので当時は上からふぶきを打たれているだけで3タテということもあまり珍しくありません。そのためメインウェポンを両方半減で受けられるルージュラやヤドランはかなり重宝されました。
ルージュラが強すぎたためか、第二世代ではあくタイプとはがねタイプが実装されています。あくタイプはエスパー無効、はがねタイプはこおり半減なのでルージュラ使いにはかなり痛い展開になりました。
関連記事 【ポケモントリビア】なぜ初代のルージュラは強かったのか?3つの理由と併せて解説します – ポケモンクロニクル
まとめ
なぜ初代のふぶきは強かったのか?解説しました。
今回紹介した内容は以下の通りです。
・初代のふぶきは強い
・理由は「こおりの仕様が強かった」
「ふぶきの命中率が高かった」
「ルージュラが強かった」 の3つ
それでは今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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