皆さんは日常生活の中で意味不明な言葉に遭遇したことはありませんか?
検索して解決する言葉もあればそうでない言葉もありますよね。解決しなかった時はもやもやした気持ちになると思います。
何が言いたいのかというと、ポケモンの世界にも意味不明な言葉があります。そんなのあるの?と思った方もいると思いますが、ダントツで意味不明な言葉が1つあります。
今回はポナヤツングスカとは何なのか?詳しく解説したいと思います。
早速見ていきましょう。
【ポケモントリビア】ポナヤツングスカとは?
ポナヤツングスカとはポケモンの世界にある地名を指します。
第一世代、ファイアレッド・リーフグリーン、ピカブイでは、ロケット団がシルフカンパニーという会社を乗っ取ります。主人公はそれを阻止するためシルフカンパニーへ乗り込むことになりますが、中では多くのしたっぱがうろついており、ロケット団側に寝返った社員もいます。
その寝返った社員のうちはぐれけんきゅういんのソウスケという男が戦う前にこんなことを言います。
「しゃちょうめー! おれさまを ポナヤツングスカ してん なんかに とばし やがるから ロケット団に ねらわれるのだ!」
…。暗号か何かでしょうか。「してん」と付いているので「シルフカンパニー ポナヤツングスカしてん」という感じですかね。ていうかおれさまにロケット団を何とかする力があるようには思えません。w
なお戦いが終わった後にもう一度話しかけると今度はこんなことを言います。
「ポナヤツングスカ してん? ああ…… ロシアの おくの ほうだよ」
どうやらポナヤツングスカはロシアにあるようです。w 現実の地名が出てきたことに違和感を感じた方もいると思いますが、南アメリカのギアナでミュウが発見されたり、ライチュウの電撃でやられるインドぞうがいたりするので珍しいことではありません。
ちなみにピカブイでは「ポナヤツングスカ してん?~」が「あー! こんなん じゃ ポナヤツングスカ してんに ぎゃくもどり か……!?」に変更されています。裏切ったのに逆戻りもクソもないと思いますが…。
もしかすると主人公に戦いは挑んだものの、シルフカンパニーは裏切っていないのかもしれませんね。だとしたらまたポナヤツングスカ行きでしょう。
ではポナヤツングスカがロシアのどこにあるのか?気になりますよね。ポケモンは基本的に元ネタがあるのでそれが分かればだいたいの場所を推測できます。
…が、「ポナヤツングスカ」と検索しても何も出てきません。「ロシア ポナヤツングスカ」や「ポナヤツングスカ どこ」とワードを変えても同じです。つまりポナヤツングスカは架空の地名ということになります。
ですが、似ている名前はあります。それはシベリアを流れる「ポトカメンナヤ・ツングースカ川」です。しかもこの川の文字を抜き取って並び替えると「ポナヤツングスカ」になります。
いわゆるアナグラムというやつですね。ポケモンでアナグラムが使われているのはこれだけではなく、アスカナいせき(ファイアレッド・リーフグリーン)にある遺跡の名前にもアナグラムが使われています。
例えばイレスのせきしつは春の七草のせりがモデル(他の石室もそう)となっており、せりをローマ字にすると「SERI」となります。そしてそれを並び替えて「IRES」、「イレスのせきしつ」という感じですね。
話がそれましたが、以上を踏まえるとポナヤツングスカはポトカメンナヤ・ツングースカ川をモデルにしていると思われます。なのでシルフカンパニーの支店もポトカメンナヤ・ツングースカ川に当たる場所にあると推測できます。
また米国版ではポナヤツングスカが「TIKSI BRANCH」、「ティクシ ブランチ?」となっており、日本版とは大きく違っています。ティクシとはロシアの北部にある港町で、1年を通して寒いのが特徴です。
ですがポトカメンナヤ・ツングースカ川とティクシの場所はめちゃくちゃ離れているため、なぜ米国版でこの名前になっているのか謎です。唯一共通している点といえばTIKSI BRANCHの「BRANCH」です。
BRANCHは朝食と昼食を兼用する意味で使われることが多いですが、「枝分かれ」という意味も含まれています。枝分かれすることが多い川と同じですよね。
長々と話してきましたが、よく分からないというのが正直な感想です。w ポナヤツングスカが言及される時はくるんでしょうか…。
まとめ
ポナヤツングスカとは何なのか?解説しました。
今回紹介した内容は以下の通りです。
・ポナヤツングスカとはポケモンの世界にある地名
・シルフカンパニーの支店があることと、ロシアにあることが分かっている
・ポナヤツングスカはシベリアを流れるポトカメンナヤ・ツングースカ川、米国版の「TIKSI BRANCH」はロシアの北部にある港町を指していると思われる
それでは今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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